海外で働ける人

シリコンバレー在住の経営コンサルタントの日本人女性が、「日本を捨てて、海外で働こう。日本にはもう希望がない」とブログで呼びかけている。

そのブログに関するニュースを見た後に、日本在住の「最近、仕事が不安定」と言っているフリーランスの友人から偶然にも、同じブログの件でメールがあり「でも海外でもそんなにうまくはいかないんじゃないか」と書いてあった。どうだろう?

私は1992年にアメリカに移住、アメリカで働き、生活をして18年目に突入した。これまでラッキーなことに危機らしい危機もなく、ここまで来れた。

渡 米した時は仕事のあてもなにもなかったが、新聞で求人を見つけ応募したら、就職できた。ビザも出してくれた。会社を辞めて独立した時は、「もう仕事は来ないかも」と一瞬思ったが、意外にも会社員時代にお世話になった人から電話をいただき、紹介の紹介で仕事がつながり、自ら営業することなく、フリーランス生活6年目を迎えることができた。

自分でもラッキーだなと思うが、「海外に出れば仕事はある」というのは妄想に過ぎない。日本でちゃんと働けない人が、アメリカで仕事に恵まれるはずがない。経営コンサルの女性は、「やる気も実力も兼ね備えた人」限定で呼びかけたんじゃないか、と想像している。

アメリカ生活18年の間、「アメリカで成功しようと思って来た」というのが渡米の理由だという人が、夢破れて再び日本に引き揚げて行くのを何度も見た。そして、帰国後も「うまくいっていないらしい」という風の噂も耳に入って来た。

ネガティブなことを書くつもりはないが、日本で成功体験を一つでも積んでから海外に挑戦した方がいい。その成功体験がアメリカでの「自信」に結びつくはず。誰もここでは助けてはくれないから。

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