グランドキャニオン国立公園 1

Grand Canyon グランドキャニオン国立公園
グランドキャニオン・ サウス・リム

1.はじめに

景観の美しさと雄大さに、人々は立ちつくし、悠々とした時の流れの中に身を置く。大自然の大きさを肌で感じ、生きていることの実感を味わう。人間という生物のあまりの小ささに気づき、非日常的な景色にただただ感動を覚える。そんな感覚を味わえるのが、グランドキャニオンの魅力だ。

1.1 グランドキャニオン旅行記ついて

ホームページデザインサンプルグランドキャニオンが世界遺産に登録されたのは、1979年10月である。日本の白神山地の登録が1993年12月なので、大先輩になる。
グランドキャニオンは、「アメリカの国立公園」であるので、正式名称は “Grand Canyon National Park” (グランドキャニオンナショナルパーク)となる。アメリカ人にとってもグランドキャニオンは人気の旅行地の上位にある。日本からラスベガスまたはロスアンゼルスを訪れたなら、ぜひとも足を運びたいスポットである。

テレビでは何度も見ていたグランドキャニオン。テレビのブラウン管を通して見ていた印象と、実際に自分の目と肌で感じたグランドキャニオンとでは、大きな違いがあった。テレビで見て、生きているうちに一度は訪れてみたいと思っていたグランドキャニオンではあったが、実際に行ってみると、その想像を遥かに超えるスケールの大きさに度肝を抜かれ、ブラウン管を通した印象を遥かに超える感動を覚えた。

「地球が広いこと」や「自然の力は人間の力より遥かに強い」ぐらいのことは、十分理解していたつもりであったが、グランドキャニオンの展望ポイントから見渡す景色の遥か遠いこと、遠いこと。グランドキャニオンの広さ、断崖絶壁から谷底をのぞき込んだ時に感じた高さのギャップ、恐怖。これら全ての驚きが、地球にはこんなところがあるのか!、自然はこのようなものを創造するものなのか、現代にもこのような場所が存在していのか!といった驚きの連続であった。東京に暮らしている毎日の生活で目にしているものとの大きなギャップが、自分の中で理解し、吸収できる範囲をはるかに超えていた。グランドキャニオンで受ける感動は小さいものではない。優秀なTV番組制作スタッフと一流のナレーターが表現したグランドキャニオン特集番組。その番組で受けたグランドキャニオンの印象を遥かに凌駕する感動を受けたのであるから、グランドキャニオンで受ける感動について、私ごときが文章に表す努力が無駄なこともまた、明らかである。とにかく、訪れた人にしかわからない感動があるのだ。そんなあらい言い方をしても、行った人には、それも当然と思えるのが、グランドキャニオンの魅力であることに疑いの余地はない。

Grand Canyon グランドキャニオン
天気によって色々な表情を見せるグランドキャニオン

さて、どんな感動があったかは、さておき、私がグランドキャニオンツアーに参加するまでに調べたことをまとめ、万が一、これからグランドキャニオンを訪れようと計画中の人がこのホームページに出くわすことも想定し、同時に、またいつか私自身がグランドキャニオンを訪れる時のために、役に立つと思われる調査メモを残しておく。今度行くときはグランドキャニオンのブライトエンジェル・ロッジに宿泊してみたい。

1.2 グランドキャニオン旅行記のご利用について

この「グランドキャニオン旅行記」を印刷したり、リンクしたり、することは自由です。掲載している文章、地図や、写真などを引用する場合には、ご一報ください。

掲載している情報は、ナショナル・パークサービスが発行しているグランドキャニオンガイドや、現地で入手したニュースペーパー等々を参考に、自分用に整理したものです。このサイトに掲載されている情報の正確性や、このサイトを参考にしたことに起因するいかなる出来事にも、責任は一切負えません。参考にされるのはご自由ですが、ご自身の旅行に際しては、必ず最新の情報をご参照ください。

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