グランドキャニオン・デザートビュードライブは、自家用車でしか行くことができない。無料シャトルバスが通っている展望ポイントと比べて、展望ポイント間の距離が離れており、見学にも時間がかかる。デザートビューは、標高が高くなっているため、木(ポンデロサ・パイン:高地に生える)が茂っているため、視界もせまくなりがち。ハーミッツ・レスト・ルート(Hermits Rest Route)や、サウス・カイバブ・トレイルヘッド(South Kaibab Trailhead)などを廻った後、時間がある人が行くと良いと思う。
グランドビュードライブは、サウスリムの中でも最も高い地点の一つ(7399feet,2256m)で、名前もそこから来ている。グランドキャニオンビレッジまで鉄道がかようになった1901年よりも前の時代では、サウスリム観光客のハブとしての機能を果たしていた。グランドキャニオン内の最初のホテルが建設されたのもこの地点。1890年頃までは、銅の採掘でにぎわっていたそうだ。
モーラン・ポイントは、アメリカ芸術界でも最も影響力のある風景画家であるトーマス・モーラン(Thomas Moran)にちなんでつけられた。(7160feet,2182m)モーランは、ジョンウェーズリーパウエルからの招待で、グランドキャニオンを訪れ「今までに見たことのなかった最も感動的な地上の景色」と表している。1873年の作品で「Grand Chasm of the Colorado」が有名。
約800年前に実際にインディアンが住んでいた村の跡。ピーク時で30人くらいが生活していたと思われている。博物館があり、当時の生活を連想できる品々が展示してある。
サウスリムでも最も左右に広い景色を見ることができる。また、はっきりと地層を識別できるポイント。(7360feet,2243m)
グランドキャニオンサウスリムで、最も標高の高い展望ポイント(7461feet,2275m)。
グランドキャニオン国立公園のイーストエントランス(東入口)の直近にある展望ポイント(7438feet,2267m)。ワッチタワーが建っている。タワー内には、螺旋状の階段を利用して上っていくことができる。晴れた日には、タワーから、グランドキャニオンを最も高い位置から眺めることができるので、行ってみる価値がある。少々階段が急なことと、手すりの取り付け位置が低いので、上り下りには注意が必要だ。